爆速で最強国家へ!? 🏃💨 19世紀アメリカ🇺🇸「光と影」のヤバい裏側 (西部開拓・南北戦争・工業化)
やっほー!👋 ブログに遊びに来てくれてありがとう!
突然だけど、みんな「世界史」って好き?
「うわ、寝不足になるやつ…😴」「カタカナ多すぎ…」「昔の話とか興味ないし…」
って思う人も、正直、多いよね!
わかる!めっっっちゃわかる!
でもね、もし「今のアメリカ合衆国」っていう国が、どうやってあんなにデカくて、強くて、そしていつも色々モメてる国になったのか…その「原点(オリジン・ストーリー)」を知れるとしたら、ちょっと興味わかない?
今日の話は、まさにそれ!
日本が江戸時代から明治維新へ!って激動の時代だったころ 、アメリカも「国づくり」の真っ最中だったんだ 。
それはもう、まるでハリウッド映画🎬みたいな、
「領土、爆発的に広がりすぎ!🚀」
「国が真っ二つに割れてガチの戦争!😱」
「戦争終わったら、今度は世界一の金持ちに!💰」
っていう、超ド派手なストーリー。
今日のテーマは、この3本立てでお送りします!👇
西部開拓フロンティア🤠: 「神に言われたから!」って西へ西へ突き進んだ、無茶苦茶な領土拡大 。
南北戦争💔: 「奴隷制」をめぐって国が本気で殺し合った、悲しすぎる内戦 。
工業化🏭: 戦争のあと、爆速で世界No.1の工業大国になっていく「金ピカの時代」 。
これ、学校だとバラバラに習うかもだけど、実はぜんぶ繋がってるんだ。
「領土が広がった」から「対立が深まって」、「戦争が起きた」から「工業化が進んだ」の。
「え、むずそう…」って思った? 大丈夫!
今日は教科書みたいな堅苦しい話はナシ!🙅♀️
「ぶっちゃけ、どういうこと?」をテーマに、ゆる~く、でも精密に!解説していくよ。
第1章:広げすぎ!「西部開拓」ってぶっちゃけ何だったの? 🤠
まず、アメリカって独立したての頃(1783年ごろ)、東海岸の13州だけの、ほそ~い国だったの 。
それが、たった100年足らずで……
こうなった。え、デカくなりすぎじゃない? 🤣
領土の面積は約3.4倍、人口なんて約14.3倍!
こんな急激なデカくなり方、世界史でも超レアケース。
じゃあ、どうやって広げたの?
答えはシンプル。「買った」か「奪った」か。
🌎 広げ方①:ノリで「買う」(ルイジアナ購入)
1803年、当時フランスのボスだったナポレオンが、ヨーロッパでの戦争でお金に困ってたんだ 。
「もうアメリカ大陸とかメンドイわ!売る!」ってなって、ミシシッピ川の西側のめちゃくちゃ広い土地(ルイジアナ)を、なんと1500万ドルっていう破格の安さでアメリカに売っちゃうの 。
これ、今世紀最大の「お買い得物件」🛍️。アメリカ、いきなり領土が2倍になった 。
🌎 広げ方②:ケンカして「奪う」(米墨戦争)
「わーい!広くなったー!」ってなったら、次は南西部が欲しくなる。
そこは、メキシコの領土だったテキサス。
アメリカ人が勝手にメキシコの領土(テキサス)に移住しまくる 。
「俺たち、今日から独立しまーす!」って反乱を起こす(1836年) 。
アメリカ本体が「よっしゃ!じゃあウチの州になる?」ってテキサスを併合(1845年) 。
そりゃメキシコも怒るよね 😡
「ふざけんな!」ってなって、アメリカ・メキシコ戦争(1846年)が勃発 。
でも、これにアメリカが圧勝しちゃう。
結果、メキシコはテキサスだけじゃなく、今のカリフォルニアとか広大な土地をぜーんぶ奪われちゃった 。
ほかにも、スペインからフロリダ買ったり 、イギリスからオレゴンもらったり 、ロシアからアラスカ買ったり …
こうして、あっという間に太平洋にまでたどり着いちゃったんだ 。
✨ 侵略を正当化した「魔法の言葉」
でもさ、これってメキシコから見たらただの侵略だし、もともとそこに住んでた先住民(ネイティブ・アメリカン)からしたら、土地を奪われただけだよね 。
当時のアメリカ人(白人)たち、罪悪感とかなかったの?
ここで、彼らが使った「魔法の言葉」が登場するよ。
それが、「マニフェスト・デスティニー(明白な天命)」
日本語にすると「俺たち白人が、この未開の荒野を文明化して、自由の国を太平洋まで広げるのは、神様から与えられた、当たり前の使命(天命)なんだ! 😇」っていう考え方 。
「俺たちがやってるのは、侵略じゃない。神のミッションだ!」って、自分たちを正当化したんだね。
この絵↓が、まさにその考え方を描いた有名な絵 23。
女神(文明の象徴)が西へ進んで、先住民やバッファローが暗闇へ追いやられてるのがわかる?
😥「天命」の影で泣いた人々
この「天命」のせいで、悲惨な目に遭ったのが先住民たち。
1830年には「先住民強制移住法」っていうヒドイ法律ができて 、南東部にいたチェロキー族たちが、はるか西のオクラホマっていう土地まで、歩いて強制移住させられた 。
冬場の1300kmの旅で、寒さや病気で4000人以上が亡くなったと言われてる 。
この悲惨な道のりは、「涙の旅(Trail of Tears)」って呼ばれてるよ 😥 。
先住民たちは何度も抵抗したけど(アパッチ族のジェロニモとか有名だね )、結局は圧倒的な武力に負けて、人口は激減 303030。
「保留地(リザベーション)」っていう、限られた土地に囲い込まれていくことになったんだ 。
🤑 西部開拓のブースター:「金(ゴールド)!」
この西への流れを、さらに加速させた事件が起きる。
1848年、まさにメキシコからカリフォルニアを奪ったその年!
カリフォルニアで金鉱が発見されたんだ!💰✨
「西に行けば、一攫千金!!!」
ゴールドラッシュの始まりだ 。
全米から(というか世界中から)人々が殺到して、サンフランシスコみたいな街が爆誕 。この時、労働力として中国からもたくさんの人が移民として渡ってきて、チャイナタウンができたんだよ 。
第2章:国が真っ二つ!😱 なぜアメリカは「ガチの殴り合い」を始めた? (南北戦争)
さて、領土は爆発的に広がった。めでたしめでたし…
とは、ならなかったんだな、これが。
むしろ、領土が広がったせいで、この国がずっとフタをしていた「最大の矛盾」が爆発しちゃう。
それが、「奴隷制」の問題。
1861年、アメリカは国を二つに分けて、殺し合いを始める(南北戦争) 。
この戦争で、なんと62万人が死んだ 。これ、アメリカが戦った全戦争の中で、ダントツの死者数なんだ…(自分たちで殺し合ったからね…)。
なんで、そんなことになったの?
🏭 北部 vs 🌴 南部:ぜんぜん違う「国のカタチ」
当時のアメリカは、ざっくり「北部」と「南部」で、まったく違う国みたいだったの。
【北部(ほくぶ)】 🏙️
ビジネス: 工業・商業が中心 。工場がいっぱい!
労働力: 工場で働く「自由な労働者」(お給料をもらう人)が必要 。
貿易: イギリスの安い製品から自分たちの工場を守りたい!→ 保護貿易(高い関税をかけろ!)」
【南部(なんぶ)】 🏞️
ビジネス: 広大な土地での「綿花」づくり(プランテーション)が中心 。
労働力: 綿花栽培というキツい労働をタダでやらせる「黒人奴隷」が絶対に必要 。
貿易: 綿花をイギリスに売りまくって、イギリスから安い製品を買いたい!→ 「自由貿易(関税なんていらない!)」
わかる?
経済の仕組みも、働き方も、貿易の考え方も、ぜんぶ真逆! 🤯
まさに水と油。
🤢 憲法に書かれた「ヤバい妥協」
実はこの対立、国ができた時からわかってた。
1787年に憲法を作るときも、
南部「奴隷も『人口』としてカウントして、ウチらの政治パワーを増やせ!」
北部「は? 奴隷は『モノ』扱いしてんじゃん。選挙権もないのに人口?」
って大ゲンカ。
結局、「連邦(国)が壊れないように」っていう苦肉の策で、とんでもないルールが決まった。
それが、「黒人奴隷1人を、0.6人(5分の3人)としてカウントする」っていう「5分の3条項」 。
ひどい話だよね…。奴隷には何の権利もないのに、南部の白人の「政治力」のためだけに、数としてカウントされたんだ 。
こんな危うい妥協の上で、国はスタートしてたんだよ 。
💣 爆弾のスイッチ:「新しい州」
この「水と油」が、第1章の「西部開拓」でついに爆発する。
問題:「新しくゲットした西部の土地が、これから『州』になるとき、そこは『奴隷OK(奴隷州)』の州? それとも『奴隷NG(自由州)』の州?」
南部は「奴隷州」を増やして、自分たちの綿花畑と政治パワーを広げたい。
北部は「自由州」を増やして、自分たちの工業モデルを広げたい。
領土が西へ広がるたびに、「奴隷OK? NG?」でガチゲンカ 。
この対立が、もうどうにも止まらなくなったんだ。
🔥 戦争の引き金:「リンカン」の登場
1860年。「奴隷制はこれ以上広げさせないぞ!」と主張する「共和党」のリンカンが、大統領に当選する 。
これに南部はブチギレ 😡
「リンカンが大統領だと!? 俺たちの財産(奴隷)と生活が全部終わる!」
「もうこんな国、辞めてやる!俺たちは俺たちの国を作る!」
南部の11州が、次々とアメリカ合衆国からの「離脱」を宣言 。
「アメリカ連合国(南部連合)」っていう、もう一つの国を作っちゃったんだ 。
1861年、南部軍が連邦の要塞を攻撃 。
ついに、アメリカ VS アメリカ の悲惨な戦争が始まっちゃったんだ 。
💥【超重要】戦争の「本当の目的」って?
ここで、みんながよく誤解してるポイント!
「南北戦争 = 奴隷を解放するための、正義の戦い✨」
って思ってない?
実はね、当初は違ったんだ。
リンカン(北部)が戦争を始めた最初の目的は、「奴隷解放」じゃなくて、
「国の分裂を許さない!連邦を統一するぞ!」
っていう、国の維持が目的だったんだ 。
証拠に、ケンタッキーみたいに「奴隷州だけど、北部(連邦)につきます!」っていう州もいくつかあったんだよ 。もし最初から「奴隷解放!」が目的だったら、彼らも南部にいっちゃってたはず。
📜 流れを変えた「奴隷解放宣言」
ところが、戦争が始まったら、南部の将軍が優秀で、北部はずっと負け続きだった 。
「ヤバい、このままだと負ける…」
追い詰められたリンカンが、1863年に歴史的な「切り札」を出す。
それが「奴隷解放宣言」 。
これは、「(敵である)南部連合が支配してる地域の奴隷は、全員解放する!」っていう宣言 。
これが超・天才的な一手だった!
大義名分ゲット: 戦争の目的が「国の維持」から「奴隷を解放する人道的な戦い」に変わった!
国際世論ゲット: 奴隷制に反対してたイギリスやフランスが、南部に味方しにくくなった。
兵力ゲット: 「解放」と聞いた黒人たちが、南部の農園から逃げ出して、北軍の兵士として参加するようになった 。
この宣言と、有名な「ゲティスバーグの戦い」(リンカンの「人民の、人民による、人民のための政治」っていう演説はここで出た )をキッカケに、流れは完全に北部へ。
最後は、人口も工業力も鉄道網も、全部持ってる北部が南部を圧倒。
1865年、4年間にわたる悲惨な戦争は、北軍の勝利で終わったんだ 。
第3章:戦争のあと、爆速で「最強国家」へ 🏙️ (でも、影は濃くなる…)
戦争が終わった。国は一つに戻った。
憲法も新しくなって、
修正13条: 奴隷制は、完全に廃止!
修正14条: 元奴隷(黒人)にも、市民権(アメリカ国民として)の権利を与える!
修正15条: 人種を理由に、選挙権を奪っちゃダメ!
やったー!これで黒人のみんなも自由で平等だね!めでたしめでたし!🎉
…と、思うじゃん?
現実は、ぜんぜん違ったんだ 😥
😥「自由」だけど「土地」がない
解放された元奴隷たち。彼らは「自由」にはなった。
でも、生きていくための「土地」が与えられなかったんだ 。
想像してみて。「今日から自由です!でも家も金も仕事もありません!さようなら!」って言われるの。
どうやって生きていく?
結局、彼らの多くは「シェアクロッパー(小作人)」として、昔の主人の農園に戻るしかなかった 。
土地を借りる代わりに、収穫の半分以上を地代として取られる…。
それって、ロシアで解放された「農奴」と、ほとんど同じ状況だよね 。
経済的に、元の主人に従属する関係は、変わらなかったんだ。
😡 南部の逆襲:「ジム・クロウ法」
さらに!
戦争に負けた南部の白人たちは、納得がいかない。
1877年に北軍の監視が南部から撤退すると 、彼らは恐ろしい「逆襲」を始める。
それが「ジム・クロウ法」っていう、徹底的な人種隔離(じんしゅかくり)政策 。
「白人用 ⚪️」と「カラード(有色人種)用 ⚫️」
水飲み場、トイレ、バス、レストラン、学校…
あらゆる公共の場所を、白人と黒人で分けたんだ 。
「憲法違反じゃないの!?」って思うよね。
でも1896年、国の最高裁判所は、とんでもない判決を出しちゃう。
「分離しても(Separate)、平等なら(but equal)、憲法違反じゃないよ」
って 。
もちろん、黒人用の施設が「平等」なわけなかった。ボロボロだった。
この「合法的な差別」が、なんと1960年代(!)の公民権運動まで、100年近くも続いちゃうんだよ… 。
2008年にオバマさんが大統領になった時、「歴史的だ!」って世界中が大騒ぎしたのは、こういう長い長い差別の歴史があったからなんだね 。
🚀 一方、アメリカは「最強」へ
南部がそんな「暗い影」を抱えていた一方で、戦争に勝った「北部」の経済モデルは、全米に広まっていく。
ここからアメリカは、爆速で「最強の工業大国」へと変身するよ!🚀
① 大陸横断鉄道、開通! (1869年) 戦争が終わってすぐ!東海岸と西海岸(サンフランシスコ)が、ついに鉄道で繋がった!
ヒトもモノも情報も、大陸中をビュンビュン行き来できるようになったんだ。
② 鉄鋼業がバク伸び!
鉄道を作るには、レールや機関車が死ぬほど必要だよね。だから「鉄鋼業」がめちゃくちゃ儲かった 。
1890年頃には、ついにアメリカの鉄の生産量が、あの「産業革命の先輩」イギリスを追い抜いて、世界No.1になった 。
③ 天才たちの「発明ラッシュ」! 💡
みんなが知ってる「あの人たち」も、この時代の人。
ベルが「電話」を発明(1876年)
エジソンが「蓄音機」(1877年)や「実用的な電球」(1879年)を商品化 エジソンはただの発明家じゃなくて、電気を売る会社(今のGE)まで作って、「電気の時代」をスタートさせたスゴい人 。
④ 労働力は「移民」がカバー 🗽
この爆速の工業化。働く人はどこから来たの?
国内の農村から…じゃなくて、ヨーロッパからの「移民」だったんだ 。
旧移民(~1880年代):イギリス、ドイツとか「西・北ヨーロッパ」の人たち 。
新移民(1890年代~):イタリア、ポーランド、ロシアとか「東・南ヨーロッパ」の人たち 。
「自由の女神」が建てられたのもこの頃。「アメリカン・ドリーム」を夢見て、たくさんの移民がこの国の工場を支えたんだ 。
こうして、巨大な企業(ロックフェラーの石油とか)が国を動かす、「金ピカの時代」が始まったんだよ 。
まとめ:今の「アメリカ」が生まれた日 🌟
おつかれさまー!☕
今日は、19世紀アメリカの「超・激動」の時代を見てきたよ。
西部開拓(フロンティア) 🤠
「神の使命だ!」(マニフェスト・デスティニー)っていうスローガンのもと、先住民を犠牲にしながら、太平洋まで領土を広げた時代 。
南北戦争 💔
「奴隷制、どうするよ?」っていう国の根本的な対立が、領土拡大で爆発 90。62万人もが死ぬ、国を二分した悲劇だった 。
工業化と影 🏭
戦争に勝った北部のモデルで、世界一の工業大国に爆速成長 。でも南部の「人種差別」問題は、解決どころか「ジム・クロウ法」っていう最悪の形で、フタをされちゃった 。
「アメリカの進歩」っていうあの絵 、まさにこの時代そのものだよね。
女神(文明)が西へ進み、鉄道(工業化)が敷かれ、先住民(犠牲)が追いやられていく… 。
この19世紀に生まれた「圧倒的なパワー」と「根深い分断」。
この両方を抱えたまま、アメリカは20世紀の「世界のリーダー」になっていくんだ。
どうだったかな?
ただの暗記科目じゃなくて、一本の壮大なドラマみたいでしょ?
「なんでアメリカって、あんなにパワフルで、あんなにいつもモメてるんだろう?」
その答えのほとんどが、この19世紀に詰まってるんだ。
ちょっとでも「へー!」って思ってくれたら、嬉しいな!
最後まで読んでくれて、ありがとう!👋