尖閣諸島は安保の範囲内? 事務総長のトンデモ発言!
第一章:ちさの知的好奇心
むかしむかし、あるところに、ちょっとだけ政治に詳しくなった、ちさがおったそうな。
「わたし、ちさ。今日は国際情勢について勉強するぞ!」
しかし、ちさの知的好奇心を刺激するのは、やはりインターネット! 日本保守党の事務総長が、またもや問題発言を連発しているのを見つけてしまったのだ。
「えええ!? 民主党政権がしていたから『尖閣諸島が日米安保の適用範囲内か』の確認は不要!? そんなこと言っちゃって、事務総長は尖閣の安全保障をどうしたいの!? そして、パイプユニッシュさんが石破さんや岩屋さんをボロクソに言ってる!?」
第二章:再び、事務所へ
ちさはいてもたってもいられず、またまた日本保守党の事務所へダッシュ!
「尖閣諸島がどうなってもええゆうてるんちゃうで!? これはもう、SFを超えたSFや!」
代表は珍しく真剣な表情だ。
「恋すれば何でもない距離やけど、国境問題はそうはいかんのや!」
……今日はまともなことしか言わない。どうしたんだ?
「アタシね、尖閣諸島のことはよくわからないけど、こうなること何となく予測してたわ。特には驚かなかったわね。今日はその話ですか?」
事務総長は今日も他人事。
第三章:パイプユニッシュの勇ましさ
「党勢拡大は間違いない! 尖閣諸島は日本の領土! 防衛力を強化するぞ!」
パイプユニッシュは勇ましいが、その発言は本当に日本の国益に繋がるのだろうか。
「うるさい!静かにしろ!」
ピライさんは今日も通常運転。
「だがや! 尖閣諸島がどこにあろうと関係ないがや! ワシらは名古屋の平和を守るだけだがや!」
たかすぃーの名古屋弁は、もはや異次元。
「僕、尖閣諸島を守るために、爽やかに自衛隊に入隊します!」
ぴろしゃわは爽やかだが、徴兵を恐れて今回は逃げなかった。
第四章:ちさの問いかけ
ちさは覚悟を決めて、事務総長に詰め寄った。
「事務総長さん! なぜ尖閣諸島が日米安保の適用範囲内かの確認は不要だと言ったんですか!? 尖閣の安全保障をどう考えているんですか!?」
事務総長は涼しい顔で答えた。
「日米首脳会談で、石破総理側が『尖閣諸島が日米安保の適用範囲内か』の確認をしたことを褒めている自民党関係者の投稿を見ましたが、同じ確認をあの民主党政権もしていたことをご存知ないのでしょうか。とは言え今回は、安倍昭恵さんの露払いや外務省のレクにより大過なく終わってよかったと思います。」
……やっぱり、まともに答えてない!
第五章:パイプユニッシュの悪口
ちさはパイプユニッシュに矛先を向けた。
「パイプユニッシュさん! 石破さんや岩屋さんを批判するのは結構ですが、具体的な根拠はあるんですか!? あなたの政策で、尖閣諸島を守れるんですか!?」
パイプユニッシュは得意げに胸を張った。
「党勢拡大は間違いない! 安倍首相にとって石破氏は、常に足を引っ張ってくる鬱陶しい男であり、岩屋氏は軽蔑の対象でしかなかった。安倍首相がトランプ氏の信頼を得たのは、朝鮮半島危機の際、米軍をしっかりサポートするなどの踏み込んだ行動があったためである。安倍氏との『思い出』も利用し、何とか日米首脳会談を乗り切れたなどと喜んでいる場合ではない。人が良いのか、『石破外交』を褒め称える向きもあるようだが、首相、外相をよりまともな人間と替えねばならぬ基本状況は何ら変わっていない。安倍首相が岩屋氏を防衛相にしたのは、一度大臣にしてやってくれと麻生太郎氏に頼まれたため。当時岩屋氏は麻生派。いずれにせよ間違った人事。同じく麻生派の河野太郎氏を防衛相、外相にしたのも大きな誤り。」
……ただの悪口じゃないか!
第六章:ちさの結論
ちさは完全に悟った。
「この人たち、本当に日本のことを考えてない…」
ちさは悄然と事務所を後にした。
その後、日本保守党が尖閣諸島のために何かしたのかは、やっぱり誰も知らない。ただ、ちさは政治に対する不信感を深め、平和な日常を願うようになったのであった。
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