悪口ジャーナルと消えたパイプ
第一章:突如消えたパイプユニッシュ
朝、事務所に足を踏み入れると、事務総長のねーちゃんが鬼のような形相で立っていた。
「代表!大変です!大変なことが起こりました!」
「またなんかあったんか!? 今度は何やねん!」
「パイプユニッシュさんが行方不明なんです!」
なんやて!?
昨日から連絡が取れず、家にもいないらしい。ワシは嫌な予感がした。
「もしかして、北朝鮮の工作員に…」
「ちょちょ!代表!それは言い過ぎちゃいます!? アハハハ!」
いや、冗談やないで。ぴろしゃわの件もあるし、何が起こっても不思議やない。
その時、突然ま猿🐒が飛び込んできた。
「ウキー!デコバカ!」
叫んだかと思うと、すぐにどこかへ去っていった。なんや、あいつ? ほんまに猿なんか?
とにかく、パイプユニッシュを探さなあかん。警察に捜索願を出そうとするが、ねーちゃんは困った顔をする。
「それが…パイプユニッシュさんの家族が、あまり大事にしたくないみたいなんです。なんか、色々事情があるみたいで…」
「事情ってなんや!? もしかして、あいつ、実は…」
「ちょちょ!代表!またまた言い過ぎちゃいます!? アハハハ!」
いや、ワシは本気や。
第二章:謎は深まるばかり
その時、たかすぃーがまた泣きながら入ってきた。
「…だがや…もんだら…かんわ…」
何言うてるか全然わからん。無視や。
そこにカレーの本質🍛が現れ、いつものエクストリーム擁護を始めた。
「代表!パイプユニッシュが行方不明になったのは、ニッポンジャーナルのせいだ!奴らは代表を陥れるために、パイプユニッシュを誘拐したんだ!」
アホか!
「とにかく、今はパイプユニッシュを探すのが先や!ワシらも手分けして探すぞ!」
街を歩き回り、聞き込みをしても誰も見ていない。
(あいつ、一体どこに行ったんや…?)
ふと、思い出す。
(そうや!あいつ、いつもトランプさんとパイプがあるとか言うてたな。もしかして、アメリカに…)
すぐにアメリカ大使館に電話をかける。
「申し訳ございません。そのような人物の情報は、一切ございません」
「嘘や!あいつ、絶対にトランプさんとパイプがあるはずや!」
「申し訳ございません。当館としては、何もお答えできません」
ガチャ。
(やっぱり、あいつ、嘘つきやったんか…?)
ワシは、ガックリと肩を落とした。
第三章:信じられるものはあるのか
その日の晩、ワシは酒を飲みながら考える。
(パイプユニッシュはどこに行ったんや? なんで行方不明になったんや? そして、あいつは一体何者なんや…?)
もしかして、最初からワシらを騙していたんちゃうか?
その時、事務所のドアがガラッと開いた。
「代表!大変です!」
ぴろしゃわや!
「またなんかあったんか!? もうええわ!お前は黙っとけ!」
「代表!信じてください!僕は何も知りません!僕はただ…」
「うるさい!お前は北朝鮮のスパイやろ!さっさと出て行け!」
ワシは、ぴろしゃわを事務所から追い出した。
(あぶないあぶない。もう少しで、とんでもないことに巻き込まれるとこやったわ)
その夜、ワシは、一睡もできへんかった。パイプユニッシュ、ぴろしゃわ、ニッポンジャーナル…
(もう、何も信じられへん…)
しかし次の日、思いがけない展開が待っているとは、夢にも思わんかったわ。
…つづく!(ほんまにたぶん)
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