2025-01-31

むかしむかし、属国のおはなし

 『むかしむかし、属国のおはなし』

むかしむかし、あるところに日本保守党という村がありました。

この村の住人たちは、今日も元気に意味不明な会議を開いていました。


コトエ、爆弾を投げる

その日の朝、会議の場でコトエが腕を組み、突然こう言いました。

もともと日本はアメリカの属国だというのは、普通に考えれば誰でもわかってる状況があるわけで

…会議室が静まり返る。

「え?今なんつった?」とちさが小声でつぶやく。

訴訟じゃ!

いきなり叫ぶコトエ。

誰もまだ訴えてないのに、コトエが勝手に開戦を宣言する。


事務総長、またも適当に同調

このとき、空気を読めない事務総長が、まるで世界の真理に気づいたかのような顔をして言った。

そうですね。ええええ

えええええええええええ!?

場内に衝撃が走る。

「アタシそれ知ってる!」と勢いよく叫ぶ事務総長。

しかし、絶対に知らない顔をしている。


パイプユニッシュ、怒涛のマウント発言

そこに現れたのが、偉そうな顔をしたパイプユニッシュ

政策で勝負じゃ!

…いや、今の流れで何と勝負するつもりなのか。

ちさは恐る恐る聞いた。

「えっ、そもそも日本は独立してるんじゃ…?」

パイプユニッシュ、ニヤリと笑って答える。

属国になった方がいいかもしれない!

会議室が一瞬凍りつく。

「えっ!? どっち!?今、属国なの!? これからなるの!?」と、ちさは大混乱。

恋すれば何でもない距離やけど、疑えば果てしない距離や!

唐突に代表が意味不明な言葉を投げる。

SFやで!

それもう会話のキャッチボールを放棄しとるやないか!!


ま猿🐒、デマを撒き散らし逃亡

そこに、どこからともなくま猿🐒が現れ、

「ウキャキャキャ!日本はもう地球連邦の属国だべ!」

と、謎のデマを叫ぶと、そのまま猛スピードで逃げていった。

うるさい!静かにしろ!

ブチ切れたのはピライだった。

しかし、誰もピライの声を聞いていなかった。


最後に、ちさの絶望

結局、日本がすでに属国なのか、これから属国になるのか、誰も分からないまま会議は終了した。

ちさは震えながらつぶやいた。

「…わたし、ほんとにこの村で生きていけるんだろうか…?」

こうして、日本保守党の奇妙な会議は、今日もまた幕を閉じたのであった。

〜おしまい〜


考察の余地

この物語では、政治家の発言の支離滅裂さを極端に誇張し、政治の場がいかに無秩序であるかを描いています。

「日本は属国か否か?」という問いすら曖昧なまま進む議論は、まさに現代社会における情報の錯綜を象徴しています。

さらに、無根拠な同調(事務総長)・無謀なマウント(パイプユニッシュ)・突拍子もない発言(代表)・デマ拡散(ま猿🐒)という、それぞれ異なる問題行動が同時に展開されることで、現実の政治やメディアに対する痛烈な風刺となっています。

最終的に、「このままで日本は本当に大丈夫なのか?」という疑問を読者に投げかけ、深い考察の余地を残す作品に仕上げています。


https://x.com/lif_agitator/status/1885235722468417932

2 件のコメント:

ハマス

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