日本保守党代表の百田尚樹と申します。
私はこの問題、はっきり申し上げて日本政府の怠慢やと思ってます。
総理はじめ多くの自民党の政治家、そして各党のみなさんですね、非常に素晴らしいことおっしゃってます。
しかしながら本気でいっているのかと私は思い、
私は非常に今いかりを覚えています。
わたしがこの大会に初めて出ましたがみなさん本気で命懸けでこの問題の解決に向かっているのかと私はそう思います。
国家は日本は国民の1人1人を守る義務があると思います。
契約はない。しかしね、国家と国民の契約なんですこれは。
先の大戦で我々国民は200万人以上の軍人あるいは軍の方が亡くなりました。
これは国を守るために命を捨てたんです。だから国はですねそのかわりと言いますか国としては国民の命を守るために
本気で戦う。これが日本国だと思いますよ。
それともう一つ政治家のみなさんにお伝えしたいのは、本当に想像力を持って考えてください。
私は自分にも娘がおります。もう成人しておりますが、もし自分の娘が13歳でどっかの国に拉致されたら、もう私は68ですけど、それ以降心から笑うことは1回もないと思いますよ。
おそらく横田さんのお父さんお母さんそれから弟さん、もうこの47年間一度も本当に笑ったことないと思います。
私、西岡さんに色々話を聞いた時にもう胸が潰れそうになったんですが、横田めぐみさんが新潟の海岸で男たちに誘拐されて、そして狭い船底に押し込められて、もうどれほどの絶望的な気持ちだったか、そしてその時に、後で証言がいろいろわかったんですが横田めぐみさんはもう泣きながら叫びながら『お母さんお母さん』と何度も叫んだ。
そしてコンクリートの船底をですね、爪で引っ掻いて、次の日は、
ごめんなさい
ご家族の前でこんなこと申し上げるのは非常に辛いですが、10本の指の爪が全部剥がれてたというんですよ。
その時めぐみさんはきっと助けてくれるだろうと、お父さんお母さんが助けてくれるだろうと、そして日本も絶対助けてくれるだろうと、そう思ったと思いますよ。
でもそれから47年間何も解決してないじゃないですか。
先程も政治家のみなさんはね、啓発運動が大切やと
あるいは国民世論の盛り上げやと
もうそんな時期はとっくに超えてますよ。
いやあ私は本当に悔しいですよ。
あの、私は政治家でもありません。
しかしながら私の目から見てですね、今の日本の政府は、内閣はですね本当にこの問題に真剣に立ち向かってるとは思いません。
というのは、制裁が全然たりません。
そして日本はですね憲法9条があるから実力的にこれを奪い返すことは出来ません。しかしながらじゃあそうすると、その他にどんな方法があるのかと、これはねもう徹底した経済制裁とそして国際世論、国際関係国際提携、アメリカとですね。
しかしこういうこと本当にやってるな、命懸けでやってるなと、政府本当にやってるなと、例えば国会で強い決意表明してるなと1回もないですよ、私が見てる限り。
この、ごめんなさいね、こんなとこでこんなん言うのあれですが、この大会がねガス抜きになってはいけません。
ほんとにね
例えばここでもうすのはあれですが
日朝議連、これはただちに活動を中止するか解散して貰えないかとおもいます。
日朝議連のね1番の目的は日朝国交正常化ですよ。
しかしながらね、この拉致問題が解決しえないのに日朝国交正常化もあったもんじゃないですよ。
この拉致問題が解決してから日朝友好議連を再び立ち上げて貰いたいと思います。
私たちは
日本保守党は、まだ国会議員は3人しかおりません。
しかしながらこのうちの1人、島田洋一は長年『救う会』の副会長として20年以上ボランティアとして自らの身を粉にして働いてきた。そういう人です。
ですから私たちは島田洋一を中心にたった3人ですがなんとしてもこの問題の解決に向かって頑張ろうと思います。
皆さんありがとうございました。
百田尚樹氏の拉致問題に関するスピーチには、以下のような問題点が含まれていると考えられます。
1. 感情的な訴えに偏っている点
スピーチは、拉致被害者の苦しみや家族の心情に寄り添う感情的な訴えが中心です。しかし、具体的な解決策や政策提言に乏しく、感情論に終始している印象を受けます。
2. 政府批判の根拠が曖昧な点
政府が「命がけで」拉致問題に取り組んでいないという批判は、具体的な根拠を示していません。政府の具体的な取り組みや努力を評価せず、感情的な印象論で批判している点は問題です。
3. 経済制裁一辺倒の主張
北朝鮮への経済制裁が拉致問題解決に有効であるという主張は、他の手段との組み合わせや、制裁による副作用を考慮していません。経済制裁一辺倒の主張は、現実的な解決策とは言えません。
4. 日朝議連に対する批判の妥当性
日朝議連が拉致問題解決よりも国交正常化を優先しているという批判は、議連の活動内容や方針を十分に理解しているとは言い難いです。議連には、拉致問題解決に向けて努力している議員も存在します。
5. 政治家全体への不信感
スピーチは、政治家全体に対して不信感を抱かせる内容を含んでいます。しかし、拉致問題解決に向けて努力している政治家もいることを考慮すべきです。
6. 聴衆の感情に訴えかける手法
スピーチは、聴衆の感情に訴えかけるような表現やエピソードを多用しています。これは、聴衆の共感を呼ぶ一方で、冷静な議論を妨げる可能性もあります。
7. 解決策の具体性の欠如
スピーチでは、拉致問題解決に向けた具体的な解決策が示されていません。経済制裁や国際連携の必要性を訴える一方で、具体的な行動計画や戦略については言及していません。
8. 議論の分断を招く可能性
スピーチは、政府や日朝議連に対する批判的な内容を含んでいるため、拉致問題解決に向けた議論を分断する可能性があります。感情的な対立を煽るのではなく、建設的な議論を促す視点が重要です。
結論
百田氏の拉致問題に関するスピーチは、感情的な訴えが中心であり、具体的な解決策や根拠に基づいた批判に乏しい点が問題です。拉致問題解決には、感情的な訴えだけでなく、現実的な解決策や政策提言が不可欠です。
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