【歴史エンタメ】日本生まれのスーパーヒーロー?!🦸♂️ 国姓爺・鄭成功の人生が映画みたいにヤバすぎた件🌏
やっほー!みんな元気?👋 歴史の面白さを伝えるヒストリートラベラー、ナナです!✈️
突然だけど、みんなは「鄭成功(ていせいこう)」って名前、聞いたことあるかな?
「うーん、知らないかも…🤔」って思ったそこのキミ!大丈夫!
今日は、この日本生まれのサムライ魂を持つヒーローが、中国大陸と台湾を舞台に、とんでもない大冒険を繰り広げた、まるで少年マンガの主人公みたいなアツい物語を紹介しちゃうよ!🔥
舞台は日本の長崎県・平戸からスタート!✈️ それでは、時空を超えた歴史の旅へ、レッツゴー!🚀✨
プロローグ:時代はまさに大航海時代…の裏側で?!🌊 巨大帝国『明』の黄昏どき🌆
物語が始まるのは、今から約400年前の17世紀初頭。
ヨーロッパでは大航-海時代が真っ盛りで、世界中が大きく動き始めていた頃🌍。
その頃、アジアの中心にドーン!と構えていたのが、巨大帝国「明(みん)」でした。
でも、250年以上も続いたこの帝国、実はもう結構ヨボヨボだったんです…👴📉。
明を苦しめていたのが、「北虜南倭(ほくりょなんわ)」っていう二つの大きな悩み。
🐴 北虜(ほくりょ):北からはモンゴルの騎馬民族が「ウリャー!」って攻めてくる!🏇💨 明はこれを防ぐために、あの「万里の長城」を必死に修理してたんだ。🧱
🏴☠️ 南倭(なんわ):南の海からは「倭寇(わこう)」が好き放題に暴れまわる!🚢💥
「倭寇」って聞くと、「日本の海賊でしょ?」って思うよね?
ブッブー!🙅♀️ 実は、この時代の倭寇のメインキャストは、なんと中国人の商人たちだったんだ!
「え、なんで?!」って思うよね。
当時の明は、「俺の許可なく勝手に海外と貿易しちゃダメ!😠」っていう「海禁(かいきん)」政策をとってたの。でも、商人たちは「もっとお金儲けしたいんじゃー!💰」って気持ちが抑えられない!
そこへ、超BIGなビジネスチャンスが到来します。
なんと、日本の石見銀山で、ザックザク銀が掘れるようになったの!⛏️💎
当時の明は、税金を「銀」で集めてたから、国内はシルバーラッシュ状態!「日本の銀が喉から手が出るほど欲しい…🤤」ってわけ。
日本には銀が、中国には絹織物👘や陶磁器🏺がある…。
もう、わかるよね?😉
「法律?知らねー!」って商人たちが、武装して密貿易を始めたのが、後期倭寇の正体だったんだ。彼らは国境なんて関係ない、自由な海の民だったんだよ!🌊
そんな中、中国の北東部では、新しい勢力がムクムクと力をつけていた…。
それが、後に「清(しん)」という巨大帝国を築くことになる満州族!🏹❄️
もう、お分かりいただけただろうか…?
明王朝は、内も外も敵だらけで、まさに崩壊寸前!😱
鄭成功は、そんな時代の変わり目、大嵐が吹き荒れる直前の世界に、生を受けたんだ。
第一章:龍の子、日本に爆誕!🐉 父は海の王、母は日本人🇯🇵
さあ、いよいよ主人公の登場だよ!
鄭成功のお父さん、鄭芝龍(ていしりゅう)は、マジで伝説の男。👑⚓️
貧しい家の出身から、一代で東シナ海の貿易ルートをぜーんぶ牛耳る「海の王」にまでのし上がった、超カリスマなんだ!✨
彼の船団の許可がないと、海を安全に渡れなかったって言われるくらい、めちゃくちゃスゴイ人!
そんな海の王・鄭芝龍は、日本の長崎県平戸で、一人の日本人女性と恋に落ちます。
その女性の名前は、田川マツさん。❤️
そして1624年、この二人の間に、一人の男の子が誕生します。👶
そう、彼こそが我らが主人公、鄭成功!幼い頃の名前は福松(ふくまつ)って言ったんだって。
平戸の海岸には今も、お母さんのマツが浜辺で産気づいて、岩にもたれて彼を産んだっていう伝説の岩🪨が残ってるんだよ。ロマンチックだよねぇ🥰。
つまり、鄭成功は日本生まれ&日本育ちのハーフ!🇯🇵×🇨🇳
生まれながらにして、国際的なサラブレッドだったってわけ!
でも、彼の人生は、パワフルなお父さんとはちょっと違う道へ進むんだ。
7歳になった成功は、お父さんの故郷・中国へ渡って、超エリート教育を受けることになる。
目指すは、官僚になるための最難関テスト「科挙(かきょ)」に合格すること!📚✍️
お父さんが、力こそパワー!な「海の世界🌊」の住人なら、
成功は、国への忠義を重んじる「陸の世界📜」の理想を学んだんだ。
この違いが、後にとんでもないドラマを生むことになるんだよ…!
第二章:『パパ、僕は自分の道を行くよ!』😭 王朝滅亡と、父子の悲しき決別
成功が20歳になった、運命の1644年。
中国の歴史が、そして彼の人生が、180度ひっくり返る事件が起きる。
明王朝、滅亡。 💥
農民たちの反乱で首都を乗っ取られ、最後の皇帝が自ら命を絶っちゃったんだ…。
この大混乱のスキを突いて、北から満州族の「清」が一気に南下!💨
「今日から、俺たちが中国の新しい支配者だ!」って宣言したんだ。
時代の流れを読んだ、現実主義者のお父さん・鄭芝龍は、
「長いものには巻かれろだぜ😎」って、あっさり清に降伏しちゃう。
でも、成功は違った。
彼が学んだ教えは、「一度仕えた主君を裏切っちゃダメだ!」っていうアツい忠義の心。
「お父さん、僕は絶対に清なんかに従わない!滅びた明のために、最後まで戦う!🔥」
って、お父さんの説得を振り切って、たった一人で巨大な清に立ち向かうことを決意したんだ。
うぅ…泣けるぜ…😭 父と子の、悲しい決別の瞬間だね。
このアツい忠誠心に感動した明の生き残りの皇族は、成功に、なんと皇帝の名字「朱」をプレゼント!🎁
「皇帝の名字をもらった旦那様」って意味で、人々は彼のことを、敬意を込めてこう呼んだ。
✨ 国姓爺(こくせんや) ✨
カッコよすぎん?!😍
この「国姓爺」の物語は、海を越えて日本でも大バズり!
江戸時代、超人気作家の近松門左衛門が、彼の物語を『国性爺合戦(こくせんやかっせん)』っていうお芝居(人形浄瑠璃)にして、連日満員御礼の大ヒットを記録したんだよ!🎭
第三章:もう大陸にはいられない…そうだ、台湾へ行こう!🏝️ 絶体絶命からの大逆転劇
お父さんから受け継いだ無敵艦隊を率いて、成功は清を相手に大暴れ!⚔️
一時は、清の首都・北京に迫るほどの勢いだったんだ。
でも、清も黙っちゃいない。
「鄭成功のパワーの源は、海の貿易と沿岸の民衆のサポートだな…🤔」
そう分析した清は、歴史に残るエグい作戦を実行する。
その名も、「遷界令(せんかいれい)」!
これは、海岸線から十数キロ以内に住んでる人を、全員内陸に強制移住させるっていう鬼畜作戦!😱
村は全部焼き払われ、海辺は誰もいないゴーストタウンに…。🔥🏡➡️🏃♂️...
これで、成功は大陸でのサポートを完全に失ってしまったんだ。
さらに、お母さんの故郷・日本も「鎖国」政策でドアをがっちりロック!🚪❌
「助けてー!」って言える場所が、どこにもなくなっちゃった!
まさに、絶体絶命の大ピンチ!
でも、我らがヒーローは諦めない!
「大陸がダメなら、新しい拠点(ベース)を作ればいいじゃない!💡」
彼が次のターゲットとして目をつけたのが、中国のすぐお隣の島、台湾だったんだ!
でも、当時の台湾には、先客がいた。
なんと、ヨーロッパの強国オランダ!🇳🇱
オランダは、世界最強の貿易会社「東インド会社」の力で、台湾の南部を支配して、アジア貿易のハブ空港みたいに使ってたんだ。✈️
1661年、成功は数万の大軍を率いて、台湾に上陸!
「ここは俺たちの新たな希望の土地だ!出ていけー!💥」
ヨーロッパ最新の鉄砲や大砲で武装したオランダ軍と、歴史に残る大激戦を繰り広げた。🏰💣
そして…約9ヶ月後、ついにオランダ軍を台湾から追い出すことに成功したんだ!
うおおお!アジアのヒーローが、ヨーロッパの巨人を倒した歴史的瞬間だ!🏆✨
最終章:台湾のヒーローへ!💪 見果てぬ夢と、未来へ託したバトン
台湾を手に入れた成功は、ここを新たな拠点として、国づくりをスタートさせる。
彼はただ強いだけじゃなく、政治の才能もピカイチだったんだ!✨
大陸からたくさんの人を呼び寄せて、土地を開拓させ、台湾の社会の基礎をガッツリ作り上げた。⛏️🌾📜
このめちゃくちゃスゴイ功績から、成功は台湾では「開山聖王(かいざんせいおう)」って呼ばれて、今でも「台湾開発の父」として、みんなから尊敬されてるんだよ。
でも、彼の夢はまだまだ終わらない!
「次は、スペインが支配してるフィリピンを解放するぜ!😎」
って、さらに大きな夢を描いていたんだ。
だけど、神様は彼にあまりにも短い時間しか与えなかった…。
台湾を拠点にしてから、わずか1年後。
成功は、熱病に倒れ、38歳という若さで、その波乱の生涯を終えたんだ。💔
彼の夢は、息子、そして孫に引き継がれたけど、その約20年後、清の皇帝・康熙帝(こうきてい)の前に降伏。
こうして、成功が命がけで守ろうとした「明」の灯火は、完全に消えてしまったんだ…。
そして、台湾は、この時から初めて中国(清)の領土になったんだよ。
エピローグ:なぜ鄭成功の物語は、今も私たちの胸を熱くするのか?❤️🔥
鄭成功の戦いは、結果だけ見れば「負け戦」だったのかもしれない。
でも、彼が歴史に残したインパクトは、マジでハンパない!
彼の人生は、一つの時代の終わりと、新しい時代の始まりを、私たちに見せてくれる。
お父さんの鄭芝龍が生きた時代は、国なんて関係なく、商人が自由に海を駆け巡る「海が主役の時代」だった。🌊
でも、鄭成功の死後、清っていう巨大な国家が、海をガッチリ管理する「陸が主役の時代」へと変わっていくんだ。📜
彼は、まさにその歴史の交差点に、稲妻みたいに駆け抜けていったんだね。⚡
日本人の母を持つ、明王朝の忠臣。
清と戦い、オランダを破った英雄。
そして、台湾の父。
彼は、見る場所によって、いろんな顔を持っている。
だからこそ、彼の物語は、400年経った今でも、日本、中国、台湾、それぞれの場所で語り継がれ、私たちの心をアツくさせるんだと思う。🤝
どうだったかな?
一人の男の人生が、国と時代を大きく動かした、壮大な歴史ロマン。
これを機に、みんなも鄭成功のこと、もっと調べてみてね!面白い発見がきっとあるはずだよ!😉
最後まで読んでくれて、本当にありがとう!💖
それじゃあ、また次の歴史の旅で会おうね!バイバーイ!👋✨
0 件のコメント:
コメントを投稿