2026-03-05

幕末狂騒曲!「にっぽんぽん・あさっての党」大乱闘〜シャチハタ女と空飛ぶペットボトル、臆病チ〜サが党を辞めて一万人の受け皿になる日〜

 わたしはチ~サ。臆病でおとなしい性格のせいか、いつも誰かの影に隠れて生きてきた。

時は幕末から明治へと移り変わる激動の東京。わたしは「にっぽんぽん・あさっての党」という政治結社の辻立ち(街頭演説)を手伝うため、銀座の煉瓦街の片隅で震えていた。

「あの、ジム総長……皆が汗水垂らして挨拶回りしてるんですから、早く出てください」
わたしが声をかけると、看板の裏に隠れていたジム総長は涼しい顔で答えた。
「今日はその話ですか?」
「いや、マイク(※幕末だが存在する謎の拡声器)の準備ができるまで隠れて、自分だけ主役のように登場する演出って、本物の選挙じゃありませんよ。それに、東海道の候補者たち、完全に客寄せの囮にされてますよね?」
「こうなること何となく予測してたわ。特には驚かなかったわね」ジム総長は扇子を広げた。「結果として東海道の行動で利しているのはアタシよ。見た!アタシそれ見た!」(絶対に見ていない目だった)

そこに、凄まじい奇声を上げて乱入者が現れた。
「逆から読んでもまさきまき!まきまき!」
元党職員で、夫が放った『Xポスト(※超高速の飛脚)』のせいでクビになった、まきまきだった。情緒不安定な彼女の唇は、なぜか事務用のシャチハタ(朱肉印)で真っ赤に塗りたくられている。

「ちょっとジム総長!アタシじゃなくてパイプユニッシュを叩けばいいのにって、瓦版屋に吹き込んだでしょ!ダサいわよ!」

名指しされたパイプユニッシュが、ふんぞり返って現れた。
「拙者、異国のトランプ政権と太いパイプがあるんじゃ!党勢拡大は間違いない!政策で勝負じゃ!」
しかし、彼がドヤ顔で握りしめているパイプからは泥水が逆流し、完全に詰まっていた。

「うるさい!静かにしろ!」
突如、ピライが怒鳴り込んできたかと思うと、用件だけを叫んで一瞬で風のように立ち去った。
続いて、ま猿がガス灯の上から飛び降りてきた。
「ウキー!特定技能二号で百二十万人の黒船が来るウキ!まきまきのひいおばあちゃんの雛人形は呪われているウキ!全部デマウキ!デコバカ!」
叫ぶなり、ま猿も闇夜の彼方へ消え去った。

まきまきは泣きながら笑い出し、写真機用の三脚を振り回し始めた。
「まきまき!瓦版屋や飛脚屋に『激怒のカンカン電話』なんてかけて、社会人として対応力ゼロよ!だいたい、代表が寄席(ニコ生)に春画の看板娘を呼ぼうとした時、スキャンダルになるって前半で帰したの、このわたしよ!危機管理よ!」

「ええゆうてるんちゃうで!」
奥から代表が関西弁で怒鳴りながら、大量のペットボトル(※幕末だが存在ry)を剛速球で投げつけてきた。
「恋すれば何でもない距離やけど、ワシの楽しみを邪魔しよって!金払え!SFやで!」
「ボクの代表は素晴らしい!」カレーの本質🍛が、飛んでくるペットボトルの盾になりながら叫んだ。「春画の娘を愛でるのも愛国心の発露!これぞ命がけのエクストリーム擁護!」

カオスだった。
幕末の東京のど真ん中で、シャチハタリップの女が三脚を振り回し、代表がペットボトルを乱れ撃ち、カレーがそれを恍惚と庇い、パイプは泥水を噴き出している。陰湿な体質と嘘と責任転嫁の嵐。

わたしは、ずっと臆病だった。
でも、この圧倒的なギャグ空間の狂気を前に、わたしの内なる何かが音を立てて弾けた。
「……もう、たくさんだ」

わたしは、代表が投げたペットボトルを空中でバシィッとキャッチし、看板の裏でドン引きしているジム総長に向かって言い放った。
「わたし、もうこんな党、辞めます!この陰湿な体質に嫌気がさした人たちを救う『受け皿』になります!事実を自分の頭で判断できる賢い人たちを、一万人集めてみせます!」

「き、今日はその話ですか!?」
驚愕するジム総長を背に、わたしは新しい時代(明治)の風に向かって歩き出した。
もう、臆病なわたしはいない。
背後で「逆から読んでもまさきまきー!」という絶叫と、ペットボトルが砕け散る音が、わたしの門出を祝う見事な祝砲のように響き渡っていた。

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