2026-08-23

白き射手

 


14歳、傷だらけの初恋

第一章 白い制服と、胸の奥の赤い火

弓を引いているあいだだけ、私は世界を嫌わずに済んだ。

弓道場には、余計な言葉がない。

弦の軋み。

足袋が床を擦る音。

遠くで揺れる木々。

息。

そして、矢が的へ吸い込まれる音。

――タン。

乾いた音がした。

「中(あた)り」

後輩の誰かが小さく呟く。

私は弓を下ろした。

的の中心から、わずかに右。

悪くない。

でも、完璧ではない。

「白井先輩、今日もすごいですね」

一年生の小夜が、目を輝かせていた。

私は振り返る。

「褒めても何も出ないよ」

「でも、十二射十一中ですよ?」

「一本外した」

「そういうところですよ、先輩」

「何が」

「怖いところ」

小夜は笑った。

私も笑った。

たぶん、笑えていた。

聖華学園では、私は「氷の射手」と呼ばれているらしい。

誰が付けたのかは知らない。

白い胴着。

黒い袴。

姿勢が良い。

弓道部のエース。

表情があまり変わらない。

そういう断片を集めれば、確かにそれらしい人物像になるのだろう。

でも誰も知らない。

白い胸当ての内側で、一年間ずっと燃えているものを。

赤い火。

それは夕焼けのように美しいものではない。

もっと濁っている。

血。

怒り。

羞恥。

憎悪。

そして、

取り返したい、

という願い。

失ったものは戻らないと分かっているのに。

それでも。

奪われたなら、

奪い返さなければ公平ではない。

私はずっと、そう思っていた。

一年前。

雨の日だった。

蓮が転校する日。

駅前の小さな屋根の下で、私たちは向かい合っていた。

神楽蓮。

同い年。

中学二年生。

私の初恋。

たぶん、私にとって初めて、

「この人の前では正しくなくてもいい」

と思わせてくれた人。

蓮は笑うと、右の頬だけ少し深く窪んだ。

数学が苦手で、

雨が好きで、

ミルクティーに砂糖を二つ入れて、

私が弓道の話を始めると、意味が分からなくても最後まで聞いてくれた。

その蓮が、

学園からいなくなる。

理由は、ひとつではなかった。

最初は、たった一枚の写真だった。

私と蓮が放課後に一緒に歩いている写真。

誰かが撮った。

それが学年の匿名アカウントへ投稿された。

そこから噂が増えた。

付き合っている。

授業を抜けて会っている。

教師に嘘をついている。

蓮が女子生徒のアカウントへ執拗に連絡している。

蓮が誰かの写真を勝手に保存した。

蓮が私を利用している。

ほとんどが嘘だった。

でも、

嘘は内容より数で強くなる。

一つなら否定できる。

十個なら説明できる。

百個になると、人は「何かあるのだろう」と思い始める。

匿名の画面の向こうから、

笑い。

噂。

加工された画像。

偽のスクリーンショット。

切り取られた言葉。

それらが蓮へ飛んだ。

弓道場の的なら、

私は矢がどこから来るか分かる。

ネットの矢には、

射手の顔がない。

そして中心にいたのが、

鳴海慎と敷島瑠璃だった。

慎は生徒会。

教師受けがいい。

瑠璃は学年の中心。

人を動かすのが上手だった。

二人は直接、

「蓮を追い出そう」

なんて言わない。

ただ、

「これ、本当かな?」

「私は知らないけど」

「心配だから共有しておくね」

そうやって、

責任のない毒を薄く撒く。

それだけで十分だった。

蓮は学校へ来なくなった。

私は教師へ訴えた。

証拠も出した。

でも当時の私は、

「これは絶対に誰かが悪い」

と叫ぶことしかできなかった。

大人たちは言った。

調査します。

双方の話を聞きます。

事実関係を確認します。

それは正しい手続きだったのだろう。

でも十四歳になる前の私には、

遅すぎた。

蓮は先に壊れた。

転校が決まった。

最後の日。

雨。

彼の掌は冷たかった。

でも、握り返したとき、

確かに温かかった。

「凛」

「行かないで」

言ってしまった。

一番言ってはいけないと思っていた言葉。

蓮は少し困った顔をした。

「ごめん」

「謝らないで」

「うん」

「絶対、証明するから」

私は言った。

「慎も瑠璃も、全部。あの人たちがやったこと、全部暴く」

蓮の顔から笑みが消えた。

「凛」

「私、許さない」

「やめて」

初めてだった。

蓮が私へ強い声を出したのは。

「復讐なんてしないで」

「でも」

「凛まで壊れたら、意味ない」

雨音。

電車のアナウンス。

傘。

人の足音。

全部が遠かった。

蓮は私の手を握った。

「綺麗でいて、とは言わない」

彼は言った。

「そんなの俺が決めることじゃないし」

少し笑った。

「でも、凛が凛じゃなくなることだけは、しないで」

「意味分かんない」

「俺も分かんない」

それから。

電車が来る直前。

蓮は言った。

「凛」

「何」

「好きだったよ」

過去形。

胸が裂けた。

でも、そのあと。

「愛してた」

十四歳にもならない男の子が言うには、

少し大きすぎる言葉だった。

でも私は、

その言葉を今も忘れられない。

正しい言葉だったかなんて分からない。

ただ。

あの瞬間、

蓮はそう言った。

それだけが私の身体に残った。

掌の温度として。

雨の匂いとして。

胸の痛みとして。

そして。

赤い火として。

一年間、

私は泣かなかった。

代わりに集めた。

投稿の保存。

日時。

証言。

スクリーンショット。

教師とのやり取り。

削除されたあとに残った通知。

誰が何を誰へ送ったか。

誰が話を広めたか。

慎や瑠璃が、

「あれ面白かった」

と笑っていたと証言する生徒の記録。

私は復讐を感情のままにはしなかった。

それでは負ける。

怒りを整理した。

分類した。

時系列にした。

証拠に変えた。

一つずつ。

静かに。

矢を番(つが)えるように。

いつか、

放つために。

第二章 奪う正義

「白井さん」

放課後。

生徒会室前の廊下で、

慎に呼び止められた。

「何」

「怖いなあ、その顔」

「用件は」

慎は笑った。

一年経っても、

その笑顔は変わらない。

私は以前、

そのことが許せなかった。

どうして蓮の人生は壊れたのに、

この人は普通に笑っていられるのだろう。

世界はなぜ、

罪と罰を自動的に釣り合わせてくれないのだろう。

「集めてるんでしょう」

慎が言った。

心臓が跳ねた。

「何を」

「僕らのこと」

沈黙。

「別に止めないよ」

慎は壁にもたれた。

「告発したければすればいい」

「……」

「でも面白いよね」

「何が」

「白井さん、自分が僕らと違うと思ってる」

私は目を細めた。

「何が言いたいの」

「僕らは蓮くんから何かを奪った」

慎の声が低くなる。

「そう思ってるんだろ?」

「思ってるんじゃない。事実」

「じゃあ君は?」

「何」

「僕らの進学とか、居場所とか、人間関係とか、全部壊せるもの集めてる」

笑う。

「それ、何て呼ぶの?」

私は答えなかった。

「正義?」

慎は言った。

「便利だね、その言葉」

その瞬間、

殴りたくなった。

弓道をやっていてよかった。

怒りを身体の外へ出さない訓練だけは、

人より少しできる。

「私とあなたたちを一緒にしないで」

「どう違う?」

「私は嘘を流さない」

「でも壊したいんでしょう?」

答えられなかった。

慎は笑った。

「じゃあね、氷の射手さん」

去っていく。

私はその背中を見ながら、

胸の中で何度も言った。

違う。

違う。

違う。

私には理由がある。

私には正義がある。

私には、

奪う権利がある。

その日の弓道場。

私は的を人間の顔に見立てた。

最低だと思う。

でも、した。

慎。

瑠璃。

矢を番える。

左手。

右手。

呼吸。

会。

弦を引き絞る。

その瞬間、

世界が一本の線になる。

私。

矢。

的。

ほかには何もない。

放つ。

――タン。

中心。

小夜が声を上げた。

「すごい!」

私は矢を見た。

胸を射抜いた。

そんな想像をした。

そして。

ぞっとした。

数日後。

小夜が部活に来なかった。

一日。

二日。

三日。

「風邪?」

同級生に聞いた。

誰も知らない。

四日目。

小夜からメッセージが来た。

《先輩、少し話せますか》

放課後。

弓道場裏。

小夜は泣いていた。

「何があったの」

「私」

声が震えている。

「他校に、好きな人がいて」

私は黙って聞く。

「まだ付き合ってないです。ただ、連絡取ってて」

「うん」

「それを誰かに見られて」

嫌な予感。

「瑠璃先輩のグループに」

胸の奥で赤い火が大きくなる。

「それで」

「その人とのやり取りを……勝手に、変に言われて」

小夜はスマートフォンを見せた。

投稿。

匿名アカウント。

切り取られた画像。

「一年なのに男漁り」

「相手の学校でも有名らしい」

「貢がせてる」

見覚えがある。

言葉は違う。

やり方は同じ。

一年前。

蓮。

「私、何もしてない」

小夜は言った。

その言葉。

一年前の私。

一年前の蓮。

「分かってる」

「相手の人にも迷惑かかるかもしれない」

「小夜」

私は彼女の肩に手を置いた。

「大丈夫」

口から出てから、

少し怖くなった。

大丈夫。

本当に?

私たちは大丈夫ではなかった。

でも。

今度は違う。

違わせる。

「私が守る」

言った。

その瞬間。

一年間、

復讐のためだけに集めた証拠が、

別の意味を持ち始めた。

第三章 掌の記憶

夜。

自室。

パソコンの画面。

送信準備。

私は慎と瑠璃に関する証拠を整理していた。

一年前の記録。

今回の記録。

ただし、

怒りに任せて全校へ流せば、

小夜の恋愛の詳細まで広がる。

他の被害者の名前も出る。

無関係な生徒の会話も。

一度公開されたものは、

取り戻せない。

それでも。

カーソルは、

送信ボタンの上にあった。

押せばいい。

一年待った。

これで終わる。

慎。

瑠璃。

全部。

家族にも伝わる。

学校にも。

進学先にも。

二人は今までと同じ顔では歩けなくなる。

私はそれを望んでいた。

ずっと。

「押せ」

誰かが頭の中で言う。

正義だ。

報いだ。

当然だ。

指を置く。

震える。

その瞬間。

掌が、

温かくなった気がした。

錯覚。

分かっている。

でも。

思い出した。

雨。

駅。

蓮の手。

冷たくて。

濡れていて。

それでも私の手を強く握った掌。

――凛まで壊れたら、意味ない。

「……蓮」

涙が一滴、

手の甲へ落ちた。

驚いた。

一年ぶりだった。

もう泣かないと思っていた。

次の一滴。

その次。

止まらない。

「何で」

声が出る。

「何で今なの」

泣くことは、

負けることだと思っていた。

怒りが弱くなるから。

復讐心が鈍るから。

でも違った。

涙は、

私の中にまだ悲しみが残っている証拠だった。

私は怒っているだけではない。

私は、

蓮がいなくて寂しい。

悔しい。

会いたい。

謝りたい。

守れなかったことが苦しい。

その全部を、

怒り一色に塗り潰していた。

赤い火は、

私を強くしてくれた。

一年間、

倒れずに立たせてくれた。

だから、

その火を悪いものだとは思わない。

必要だった。

でも。

ずっと燃やし続ければ、

最後には自分まで燃える。

「奪うだけじゃ」

声が震えた。

「救えないんだ」

慎と瑠璃を壊しても、

蓮は戻らない。

小夜は守れない。

私の十四歳も戻らない。

押そうとしていたボタンから、

指を離す。

そして。

私はデータを全部消去しなかった。

そこだけは、

違った。

怒りのまま広く撒くための送信リストを消した。

私的な会話や、

被害者のプライバシーに関わるものを外した。

必要な証拠だけを残した。

誰かを破壊するためではなく。

小夜を守るため。

これ以上同じことを起こさないため。

矢は、

放たないのではない。

射る場所を変えるのだ。

翌朝。

私は弓道部顧問に、

「相談があります」

と言った。

第四章 守るべき明日

学校は、

映画みたいには変わらなかった。

私が証拠を出した瞬間に、

教師全員が立ち上がり、

慎と瑠璃が即座に裁かれ、

拍手が起きる。

そんなことはなかった。

面談。

確認。

保護者。

生徒指導。

追加聞き取り。

外部相談員。

学校法人の窓口。

時間がかかった。

私は何度も、

「もっと早くして」

と言いたくなった。

でも今度は、

一年前とは違った。

私は怒鳴るだけではなかった。

小夜と一緒に記録を整理した。

第三者が確認できる事実と、

推測を分けた。

誰が言ったか分からない噂を、

事実として扱わなかった。

一年前の証拠も、

今回の件と関係がある部分だけ提出した。

「白井」

顧問が言った。

「よくここまで整理したな」

私は答えなかった。

褒められたいわけではない。

ただ、

今度こそ間に合わせたかった。

数週間後。

匿名アカウントの運用に関与していた複数の生徒が特定された。

慎と瑠璃も、

過去と今回の件について正式に指導を受け、

生徒会から外れた。

必要な範囲で保護者にも説明が行われた。

それ以上は、

私の知るところではなかった。

以前の私なら、

「足りない」

と思っただろう。

もっと苦しめ。

もっと失え。

蓮と同じだけ。

でも。

痛みは秤に載せられない。

同じ量を返せば公平になるわけではない。

小夜への投稿は削除され、

相手の少年への誤解も、

大人を通して必要な範囲で訂正された。

完全ではない。

噂を見た全員の記憶から消すことなんてできない。

それでも。

小夜は部活へ戻ってきた。

それで、

十分だった。

夕方。

弓道場。

西日が道場を赤く染めている。

私は胴着を着る。

白。

以前、

この白は、

汚れてはいけない色だと思っていた。

憎しみを持たない。

弱さを見せない。

涙を流さない。

正しい人間だけが着られる色。

でも違う。

本当の白は、

何も知らない色ではない。

赤を知らない白ではない。

血も。

怒りも。

涙も。

全部知ったあとで、

それでも赤一色には染まらないことを選ぶ色。

私は弓を持つ。

矢を番える。

足踏み。

胴造り。

弓構え。

打起し。

引分け。

会。

静かだ。

一年間、

私は矢を、

人を傷つける想像と重ねていた。

今は違う。

矢は、

的へ向かっている。

ただそれだけ。

私は息を整える。

胸の奥に傷がある。

蓮を思い出す。

まだ好きなのかもしれない。

もう違うのかもしれない。

分からない。

愛していた。

それだけは確かだ。

愛されていた。

たぶん、

それも。

そして、

その記憶を、

誰かを壊す理由にしなくてもいい。

守る理由にしてもいい。

離れ。

矢が飛ぶ。

真っ直ぐ。

――タン。

中心。

しばらく、

私は動かなかった。

「白井先輩」

後ろから小夜。

「綺麗でした」

私は振り返る。

「矢?」

「先輩が」

「そういうこと言うと恥ずかしいからやめて」

小夜が笑う。

私も少し笑った。

「先輩」

「何」

「私、初恋守れました」

その言葉に、

胸が痛んだ。

でも。

痛いだけではなかった。

「そっか」

「はい」

「よかった」

本当にそう思った。

その日の帰り。

一人で駅へ寄った。

蓮が町を出た駅。

雨は降っていない。

電車。

人。

自動販売機。

何も変わっていない。

私はホームの端に立った。

掌を見る。

もう蓮の温度なんて、

実際には残っていない。

皮膚は何度も入れ替わっている。

一年。

十四歳の身体。

あの日と同じ細胞なんて、

ほとんどないのかもしれない。

それでも、

触れられた記憶はある。

人間の身体は不思議だ。

触れた相手がいなくなっても、

触れられた事実だけは、

自分の一部になる。

「蓮」

小さく呼ぶ。

返事はない。

当たり前。

「私」

少し迷う。

「もう奪わないよ」

風がホームを抜けた。

「あなたのくれたものを、誰かを壊すためには使わない」

言いながら、

泣いた。

一年ぶん。

全部ではない。

悲しみは、そんなに簡単に全部出ていかない。

でも。

泣いていいと思った。

涙は、

赤い火を消すためだけにあるのではない。

失ったものを、

失ったと認めるためにもある。

私は泣きながら笑った。

「愛してくれて、ありがとう」

電車が入ってきた。

風が強くなる。

私は一歩下がる。

乗らなかった。

今日は、

見送るだけでよかった。

エピローグ 傷ついた後の白

春。

私は高等部へ進級した。

小夜は二年生。

慎と瑠璃とは、

廊下ですれ違うことがある。

話さない。

以前ほど、

胸は熱くならない。

許したわけではない。

忘れたわけでもない。

ただ、

私の人生の中心ではなくなった。

それでいい。

正義とは、

相手を永久に悪役として舞台中央へ縛りつけることではないのかもしれない。

ある日の部活。

新入部員が、

弓を持ちながら震えていた。

「怖いです」

「何が?」

「外したら」

私は少し考えた。

一年前なら、

「外さないように練習しなさい」

と言っただろう。

今は、

「外すよ」

と答えた。

後輩が目を丸くする。

「先輩でも?」

「普通に」

「でもエースですよね」

「エースも人間」

私は的を見る。

「弓ってね」

「はい」

「当てるために引くんだけど、当たることだけ考えると崩れることあるの」

「難しいです」

「私もまだ分かんない」

笑う。

「でも、狙う場所を間違えないことのほうが大事かも」

後輩はさらに分からない顔をした。

それでいい。

十四歳の私は、

まだ何も完成していない。

正義についても。

愛についても。

許しについても。

たぶん大人になっても、

正解なんて分からないのだと思う。

でも。

一つだけ、

今は信じている。

人は、

傷ついたからといって、

傷つける側へ行かなければならないわけではない。

奪われたからといって、

奪う人間にならなくてもいい。

愛した人を失った記憶は、

復讐の燃料にすることもできる。

誰かを守る灯りにすることもできる。

同じ火でも、

使い方は選べる。

私は白い胴着の襟を整える。

白。

汚れていないから白いのではない。

汚れることを知っているから、

何度でも洗う。

血の色も。

涙の色も。

夕焼けの赤も。

全部知りながら、

また白を選ぶ。

それが、

私の正義だ。

弓を持つ。

呼吸。

足元。

遠くの的。

そして、

その向こうにある、

まだ誰も傷つけていない明日。

私は静かに弦を引いた。

胸の奥で、

もう赤い火は暴れていなかった。

完全に消えたわけではない。

小さな灯になって、

まだそこにある。

だから私は、

その火を抱えたまま、

真っ白な矢羽を見つめた。

守るべきものの方向だけを、

間違えないように。

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