ちさの保守党奮闘記 〜特定エリアの謎〜
第一章:臆病娘、理不尽ギャグの渦へ
むかしむかし、あるところに、それはそれは臆病でおとなしい娘、ちさがいました。人付き合いも苦手で、大きな声を出すのも苦手。そんなちさが、なぜか日本保守党の本部事務所で働くことになってしまったのです。
初出勤の日、ちさは不安で仕方がありませんでした。政治の世界なんて、普通の人間には縁遠いもの。それに、この政党の噂は聞いていました。
「カネの亡者が支配してる…」「代表がとにかくヤバい」「何もかも理不尽」
そんな話がまことしやかに語られていたのです。
不安を胸に事務所のドアを開けた瞬間、ちさは耳を疑いました。
「アホンダラ!」「ワシの聖域や!」「ワシの言うことは絶対や!」
怒号が飛び交い、誰かが机を叩く音が響いています。カオス極まりない空間に、ちさは一瞬で萎縮してしまいました。
(な、なにこれ…ほんとに職場なの…?)
しかし、ちさはまだ知らなかったのです。この事務所がどれほど理不尽なギャグの渦に飲み込まれているのかを――。
第二章:代表と金と特定エリア
ちさが事務所の隅で震えていると、突然、耳をつんざく関西弁が飛んできました。
「アホンダラ!そんなもん、恋したら宇宙の果てまで秒速で行ける距離や!」
事務所の中心に君臨しているのは、日本保守党代表。その男は、関西弁と金への執着、そして卑怯さで右に出る者のない男でした。
「特定エリア言うたら、そらもう、ワシの心の奥底や!」
ちさは、自分のデスクの半径30センチをじっと見つめました。まさか、この空間が特定エリアなのか…?
「ええゆうてるんちゃうで!ここはワシの聖域や!立ち入るんはSFやで!」
そして代表は突然、手に持っていた電卓を叩き始めました。
「ふむ…特定エリアの警備費用は、ざっと見積もってウン億円やな。よし、党員から緊急徴収や!」
ちさは悟りました。ここでは、すべての物事が代表の思いつきで決まるのだと――。
第三章:事務総長の予知能力(?)
そこへ、まるでスローモーションのように事務総長が現れました。彼女はゆっくりとした動作で髪をかき上げ、意味ありげに言いました。
「あらあら、今日は特定エリアの話ですか?」
「えっ、事務総長…何か知ってるんですか?」
ちさが恐る恐る尋ねると、事務総長は目を輝かせて答えました。
「見た!アタシそれ見た!代表が電卓叩いてるの、バッチリ見たわ!」
「で、何を計算していたんですか?」
「それは見てない!」
その場にいた全員が、静かに目をそらしました。事務総長の言葉を信じる者など、誰一人いなかったからです。
第四章:パイプユニッシュの野望
「党勢拡大は間違いない!」
突如、部屋のドアを蹴り破る勢いで登場したのは、パイプユニッシュ。彼はいつも自信満々でした。
「拙者はトランプ政権と太いパイプで繋がっておるんじゃ!」
「でも、そのパイプ、詰まってませんか?」
ちさが小声でつぶやくと、パイプユニッシュはふと動きを止めました。
「…あれ?政策って何だっけ?」
完全に詰まっていたのは、パイプではなく彼の脳内でした。
第五章:ピライの沈黙、たかすぃーの涙
「うるさい!静かにしろ!」
怒鳴り声と共に現れたのはピライでした。しかし、彼はそれ以上何も言わず、まるで煙のように消えていきました。
「…な、何がしたかったの…?」
ちさが戸惑っていると、今度は名古屋弁のたかすぃーが割って入りました。
「だがや!そんなことやっとったら、かんわ!」
「えっと…?」
「誰もわしの言葉がわからん…!わしは、ただ…平和を願っとるだけなのに…!」
涙を流しながら、たかすぃーは事務所を飛び出していきました。
第六章:爽やか青年・ぴろしゃわの正体
「皆さん、落ち着いてください。ここは冷静に…」
爽やかな笑顔のぴろしゃわ。しかし、ちさはずっと疑念を抱いていました。
(…ぴろしゃわさん、実は北朝鮮と繋がっているのでは?)
その瞬間、彼は突然叫びました。
「僕はただの爽やか好青年ですよ!」
そう言い残し、音速で事務所から逃げていきました。
第七章:カレーの本質🍛、広報部長になる
「代表の言うことは全て正しい!反対する奴は、カレーの本質を理解していない!」
カレーの本質🍛は叫びながら、頭からカレー粉を撒き散らしました。
「ええゆうてるんちゃうで。これは、まさにSFやで」
代表は満足そうに頷き、カレーの本質🍛を広報部長に任命したのです。
第八章:ま猿🐒の暴露と特定エリアの闇
「ウキー!特定エリアで待ち伏せしてたのは、代表の隠し子だウキー!」
ま猿🐒が放った衝撃発言。事務所は大混乱に陥りました。
しかし、特定エリアの謎は依然として解明されないままでした――。
最終章:ちさの覚醒
(…もしかしたら、このカオスこそが、私の求めていたものなのかもしれない…)
ちさは、そう思い始めていました。そして彼女は、この狂騒曲のような日々を、全力で楽しむことを決意したのです。
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